「もこもこした毛を紙で再現したカラフルな羊」静岡・島田市の町おこしイベント「紙わざ大賞」の企画展が開催中

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 「神業」のような紙アートが静岡県島田市で展示されています。

堀優奈アナウンサー:
「鋭い牙にザラザラとした皮膚の質感、そしてこのゴツゴツした体。本物さながらのティラノサウルスですが、実はこれ紙でできているんです!」

 もこもこした毛を紙で再現したカラフルな羊に、細やかで上品さが漂う蓮と竜の切り絵。

 島田市博物館では製紙業が盛んな島田市の町おこしイベントとして始まった「紙わざ大賞」の企画展が開かれています。

 会場には歴代の受賞作品42点を展示。

 細部にまでこだわった繊細さに来場者興味津々です。

藤枝市から(60代):
「もう本当に全部が紙とは思えない作品ばかりで楽しんでいる」

菊川市から(60代):
「紙でできているのに皮のような感じで、ワニから靴になっているところがすごくおもしろい」

島田市博物館 冨澤千鶴学芸員:
「私たちが使っている紙がちょっとした工夫やアイデアで、様々な形に変化する発想のすごさを感じてほしい」

 ち密な技が光る紙のアート展は12月14日まで開かれています。