国土交通省静岡河川事務所が渇水対策支部を設置 降雨が不足し大井川の水量が悪化していることを受け
降雨が不足し大井川の水量が悪化していることを受け、国土交通省静岡河川事務所は18日、渇水対策支部を設置しました。
静岡河川事務所などによりますと、大井川水系では8月から10月の累計降水量が、平年の70%にとどまりました。これに伴い大井川の水量が減少し、11月4日から基準流量を下回る状況が継続しているということです。
事務所と長島ダム管理所は18日、渇水対策支部を設置。今後、河川パトロールや水質調査、魚類への影響調査などの実施回数を増やし、監視を強化するとしています。支部の設置は6カ月ぶりです。
長島ダムの貯水率は、約50%。畑薙第一ダム、井川ダムの貯水率は約73%で、利水に支障は生じていないということです。
