JR富士駅と新富士駅を結ぶ自動運転バスの実証実験 2027年の運行開始を目指して 静岡・富士市
静岡県富士市は新幹線と在来線の接続を強化しようと、自動運転バスの実証運行を行っています。
自動運転バスは新富士駅と富士駅間を結ぶルートで、事前に設定された位置データを読み込んで走行します。
公道での実証運行は1月に次いで2回目ですが、前回19キロだった最高時速が35キロになっています。
ドライバーは乗車しますが、スタートの時に安全確認やドアの開閉をするだけで、緊急時以外ハンドルを握ることはありません。
乗車体験した富士警察署 堀田利治地域交通官
「35kmしか出ないということで若干車の滞留を危惧していたが、思ったよりスムーズに走っていた」
富士市都市計画課 公共交通推進担当 町田陽平さん
「新富士駅と富士駅が鉄道でつながっていないのが、長年の課題になっておりますので、両駅の接続強化を狙って運行しています」
実証運行は12月12日まで行われ、2027年度の運行開始を目指しています。

