前市長の学歴詐称問題で静岡・伊東市長が「一連の市政の混乱や停滞」を謝罪 半年以上空白の副市長人事も承認
前市長の学歴詐称問題で揺れた静岡・伊東市政の正常化に向けた第一歩です。6日から伊東市議会の臨時会が始まり、12月、就任した杉本憲也市長は所信表明と副市長の選任を行いました。
静岡・伊東市 杉本憲也市長「これまでの一連の市政の混乱や停滞に対し、市のトップとして改めてお詫びを申し上げるとともに、この事態を一刻も早く正常化させることを私の使命として、市民の皆様の生活の安定を確実なものとし、市政の信頼回復を図るため、これまでの政治経験を生かし、市政を力強く前に進めていく」
所信表明の冒頭に田久保真紀前市長の騒動で混乱した市政に対し、お詫びを述べた杉本新市長。重点政策として杉本市長の一丁目一番地である子育て支援策を挙げ、妊娠・出産費用の無償化やゼロ歳児からの保育料無償化、小中学校を対象にしていた給食費無償化を幼稚園や保育園にも拡大すると述べました。また田久保前市長が行わなかった物価高騰対策として現金給付やプレミアム商品券、個人市民税の時限的減税や国民健康保険税の負担軽減などを実施する考えを示します。
一方、2025年5月29日以降、空席となっていた副市長人事案を上程し、事務方のトップである近持剛史企画部長を副市長にすることの同意を全会一致で得ました。杉本市長は「やっと副市長も決まって一安心した。リスク管理の観点からも副市長は1番最初に置きたかった」と胸の内を明かし、「伊東市にとっても大きな一歩になった」と話しました。
副市長に就任する近持剛史企画部長は「市政の信頼回復が第一だと思っています。市長の政策を前に進めながら職員が働きやすい環境づくりを尽力して行きたい」と意気込みを語ります。7日に副市長の辞令が交付され、伊東市政の立て直しの第一歩が始まります。
