サッカースタジアムはJR清水駅東口へ 「清水港のシンボルに」市民団体が市に要望書提出
静岡市が計画する新たなサッカースタジアムの構想をめぐり、市民団体がJR清水駅東口への建設推進を求めて田辺市長に要望書を提出しました。
IAIスタジアム日本平は屋根の仕様がJリーグの基準を満たしておらず、交通アクセスが悪いことなどから市が新たなスタジアムの建設を計画しています。
計画をめぐっては、市の検討委員会でJR清水駅東口のENEOS製油所跡地と現行のIAIスタジアム改修の2つの案に絞られています。
こうした中、新サッカースタジアム構想に期待する市民団体と清水商店街連盟の代表らが田辺市長を訪ね要望書を提出しました。
要望書では、清水駅東地区への建設や防災や被災後の復興支援基地の機能を有する施設としての施策の推進などを求めています。
要望書を受け取った田辺市長は、「要望をしっかり受け止めて、議論を前に進めていく」と答えました。
新サッカースタジアムを考える会 村上信也代表:
「サッカーファンだけの考え方ではなく、どうしたら昔のような清水を元気のある街にするか願って動いている。サッカー場が清水のシンボルになるような設計、防災基地の確立ができるような施設にしていただきたい」