城内実経済財政担当大臣がスタジオ出演 地球深部探査船「ちきゅう」によるレアアース試験掘削は…

清水港を出発して試験掘削される予定のレアアース。
先ほど番組に生出演した城内実経済財政大臣がこれに言及しました。

城内実経済財政担当大臣
「これは本当に大変なプロジェクトでありまして、今まで中国に依存していた、これを将来的に国産レアアースにつなげることができれば非常に重要なステップになるかと思います。」

 先ほど、「とびっきり!しずおか」にスタジオ生出演した城内実 経済財政担当大臣。

 言及したのは「レアアース」についてです。

高市早苗総理大臣
「強い経済を実現するための成長戦略を強力に推進していきます」

 高市総理肝いりの「成長戦略」。

 担当は城内大臣です。

 AI・半導体から防衛産業まで、17の分野に重点的に投資し、経済成長を目指します。

 ただ、懸念されているのが高市総理の発言をきっかけに、関係が悪化している中国の動きです。

「日本への輸出規制強化」

 中国政府は日本に対して、半導体関連などを含む、軍民両用品の輸出規制を強化すると発表。

 その規制では、スマートフォンをはじめ、多くの工業製品に使われている、“レアアース”も対象となる可能性が…。

中国外務省 毛寧報道局長
「国家の安全と利益を守り、拡散防止などの国際的義務を履行するため、中国は法と規則に基づき措置を講じ、完全に正当かつ合理的で合法である。我々は日本側に問題の根本的原因を直視し、反省して過ちを正し、高市早苗総理の誤った発言を撤回するよう促す」

 日本へのさらなる対抗措置を、木原官房長官は強く非難。

木原稔官房長官
「我が国のみをターゲットにした今般の措置というものは、国際的な慣行と大きく異なり、決して許容できず、極めて遺憾であります」

 供給力で世界的に圧倒的な優位性を持つことから、これまでも、レアアースを“外交カード”として使ってきた中国。

 実際、日本のレアアースの輸入先に占める中国の割合は71.9%に上ります。

高市早苗総理
「日米共にあまりにも特定国(中国)に依存しすぎている」

城内実経済財政担当大臣
城内実経済財政担当大臣

 “中国依存”からの脱却へ―

 その重要プロジェクトを担うのが、清水港を拠点とする地球深部探査船「ちきゅう」です。

 都心から南東へおよそ1900キロ離れた南鳥島

 その沖合、深さおよそ5500メートルの海底にレアアースが眠っています。

 推定埋蔵量は、およそ1600万トン。

 日本の年間消費量の数十年分以上とみられています。

政府プロジェクトチーム 川村善久さん
「粘土状のレアースを多く含む堆積物を海底から回収してくるというのは、まさに世界初の試みである」

 「ちきゅう」はあさって清水港を出発し、南鳥島沖でレアアースの試験掘削を行います。

 海底までパイプを伸ばし、海水と混ざったレアアースを含む泥を取り出します。

 今回の採掘が成功すれば、2027年2月から本格的な試験を実施する計画です。

 2月14日に清水港に戻ってくる予定の「ちきゅう」。

 果たして、レアアースの“脱中国”に向けた足掛かりをつかめるのか。

 外交、成長戦略の切り札となるプロジェクトが始まります。

「ちきゅう」
「ちきゅう」

城内実経済財政担当大臣
「色々な技術のプロセスをオンリーワンの技術にすれば世界中で日本のこの技術が役に立てるということで、国際社会における課題解決に日本が先頭に立ってできるということで、同盟国・同志国からも高く評価される、一石三鳥・四鳥くらいの大変なプロジェクトになりうると。中国の措置がもし我が国のみを対象とするのであればこれは国際的な慣行から大きく逸脱していると思いますので、遺憾。いずれにしても今後どういう対応を取るべきなのか、向こうがどのような形で日本に対して対応してくるのかしっかり分析して判断する必要がある」

城内実経済財政担当大臣
城内実経済財政担当大臣
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