沼津市総合体育館が完成 3月1日のオープン前に内覧会 スポーツアリーナ、武道場、弓道場などが完備
このほど静岡県沼津市に完成した沼津市総合体育館。3月のオープンを前に一足早く報道機関に公開されました。
沼津市御幸町に完成したのは地上4階立て、延床面積およそ1万6600平方メートルの沼津市総合体育館。
沼津市民体育館の老朽化を受け、おととし4月に着工。
総工費およそ73億をかけ1月末に完成しました。
22日午後、オープンを前に報道機関向けの内覧会が行われ、館内の設備が紹介されました。
白鳥衛記者:
「こちら体育館2階のスポーツアリーナです。ご覧のように広く、バスケットコート3面分の広さがあります。上には客席が設置されていて、バスケットボールやバレーボールの試合が予定されているということです」
メインフロアとなる「スポーツアリーナ」ではバスケットボールやフットサルなど10種類以上の室内競技が可能で、最大2000人の客を収容することができます。
また、ほかにもトレーニング室やキッズスペースなど一般の個人客が利用しやすい施設も備えられています。
続いて体育館の1階にはある工夫が。
白鳥衛記者:
「1階にあります弓道場に来ました。こちらの部屋は天井が開けていて、上の通路からも競技を見ることができます。また道路側の壁を見てみますと窓ガラスが設置されていて、外からでも見やすい設計になっています」
弓道場のほか武道場や卓球場など1階の部屋の壁には多くのガラスが使われています。
市によりますとこれは体育館の外を通る市民により多くのスポーツに親しんでもらうための設計だということです。
沼津市総合体育館は3月1日にオープンし、プロバスケットチームのベルテックス静岡の試合や大相撲の地方巡業などが予定されているということです。