米軍の高機動ロケット砲システム「HIMARS」射撃訓練で小泉防衛大臣が地元に説明 地元からは理解も反発も 静岡・御殿場市 

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 陸上自衛隊東富士演習場の射撃訓練をめぐり、11日、小泉大臣が静岡県御殿場市を訪れ、地元に理解を求めました。

板垣亮記者:「小泉大臣が御殿場市役所の会場に到着しました。これから地元との会談に臨みます」

 11日行われた会談には、国のほか、東富士演習場がまたがる御殿場市・裾野市・小山町の市長・町長、地元地権者などが参加。5月実施が計画される射撃訓練について協議しました。

小泉防衛大臣:「周辺住民の皆様方が不安を感じられるのは当然のことであり、その点を十分踏まえた上で本日は私から皆様のご意見に対する防衛省の考えをご説明をさせていただきたい」

 訓練は5月20日に国道を封鎖したうえで、米軍が高機動ロケット砲システム「HIMARS」の演習弾を12発発射する計画です。冒頭を除き、非公開で30分程度行われた会談では、▼地元の同意を得たうえで訓練を実施することや▼年間に行いたい訓練の回数や理由などが国から伝えられたということです。

 国は、訓練を年に複数回実施したい考えですが、地元からは強い反発の声も。

地権者代表 勝又亮一さん:「昨年、今回限りとしたにもかかわらず、今般、年数回との要請であり、全く理解に苦しむものであります」

 一方、会談を終えた御殿場市の勝又正美市長は、一定の理解を示しました。

御殿場市 勝又正美市長:「今回、安全保障上の非常に厳しい状況が大臣から直接ありまして、そこについてはやっぱり受け止めざるを得ないというか、我々も認識をしてるということ」

 また、中東情勢の緊迫化により、住民の間で不安が高まっていることについて問われると。

御殿場市 勝又正美市長:「大臣は国の責任においてそれ(安全)を守りますという、私はしっかりとした意思を示してくれたと思ってます」

 そのうえで勝又市長は、訓練が東富士演習場に集中しないことが受け入れ判断のポイントになるとしています。地元側は20日の協議で最終判断を示す方針です。