【リニア】「対話は終わっていない」川勝節に現知事が異論 「丁寧な議論を積み重ね対話は終了。それに尽きる」静岡県
リニア新幹線計画について、JR東海との対話が「終わっていない」と川勝平太前知事が発言したことについて、鈴木康友知事は12日の会見で「理解しかねる」と話しました。
11日、リニア中央新幹線の静岡区の工事を巡り、県の環境保全連絡会議がおよそ3年半ぶりに開かれ、専門部会長がJR東海との対話完了を報告しました。
静岡県 平木省副知事:「議論の報告・総括をしていただいて、基本的に了承いただいたということは非常に大きなことではないかと」
リニア工事を巡っては4月、静岡市での演奏会に参加した川勝平太前知事が退任後初めて言及しました。
川勝平太前知事
Q.「対話が終わったことはどうですか」
A.「終わってませんよね、前提条件がまだ出てないと。つまり南アルプスのトンネル工事についての環境保全をどうするかということについて、ちゃんと対話をしていくと。政治的判断のその前に倫理的な判断というものがきっちりと共有されてないといけないと思います」
このことについて、12日の会見で鈴木知事は。
静岡県 鈴木康友知事:「直接お話をしてないので、ちょっと理解はしかねますけれども、前知事時代に、科学的な議論が必要だということで、県の専門部会を設置をされまして、3分野28項目に課題を整理をされたものを、そっくり私が引き継ぎまして、これまで丁寧な議論を積み重ねて、対話が終了したということでございまして、それに尽きる」
今後、JR東海の住民説明会や県との自然環境保全協定締結を経て、知事が着工について判断します。