日本の伝統文化「御神輿」をロンドンで披露 静岡市清水区の愛好家たちがクラウドファンディング開始

 日本の伝統文化「御神輿」を、ロンドンに譲渡しようというプロジェクトが始まっています。静岡市清水区の神輿愛好家たちがこの「御神輿」をロンドンでお披露目しようと、クラウドファンディングを始めました。

 クラウドファンディングを始めたのは、静岡市清水区の神輿愛好家からなる「清水港會」です。「清水港會」は神輿の愛好家が1972年に結成。現在およそ100人のメンバーがおり、毎年8月に行われる「清水みなと祭り」に参加するなど、祭り文化の継承と発信に取り組んでいます。また地域との共生や伝統文化継承を目的とした催し「清水えんぎもん合戦」など、地域活動にも継続して取り組んでいます。

祭り文化の継承と発信に取り組む「清水港會」
祭り文化の継承と発信に取り組む「清水港會」

 今回ロンドンに譲渡されるのは、東海大学で長い間眠っていた神輿。清水港會が廃棄されることになっていたその神輿を譲り受け、ロンドンで現地日本人コミュニティ関係者に寄贈される予定で、このプロジェクトを駐日英国大使館も後援しています。

 清水港會では、神輿をロンドンで披露するための「ロンドン渡御実現資金」として、クラウドファンディングを実施することになりました。

 神輿は9月にロンドンのトラファルガー広場で実施されるイベント「ジャパン祭り」でお披露目される予定です。清水港會では、現地での神輿の組み立てから担ぎ手の練習、本番の披露まで一連の流れを通じて日本文化の魅力を世界に発信していきたいとしています。

 現在神輿の整備は終わり、輸送準備もすすんでいます。5月中にはロンドンに向けて出発する見込みです。

 クラウドファンディングは6月27日まで。目標は1000万円だということです。

 清水港會では、神輿だけでなく、将来的には静岡市・清水の食文化等もロンドンへ発信し、文化・経済交流へつなげていきたいとしています。

ロンドンに輸出される神輿
ロンドンに輸出される神輿