【静岡県】過去最大の人口減少率に 人口350万人割れ 5年間で16万人減 静岡県

 加速度的に人口減少が進んでいることを、強く印象付ける結果となりました。きょう5月29日公表された、去年の国勢調査の速報値。静岡県全体の人口は346万8845人となり、350万人を割り込みました。5年前の調査から16万人減少し、減少率は4.5%で、これまでで最も大きくなりました。

 県庁所在地である静岡市の人口は、前回からおよそ3万3000人減った、65万9620人。減少率は4.9%で、全国に20ある政令市のうち、最も高くなりました。

●静岡市 難波喬司 市長:
「厳しい結果となることは想定していたが、その数値を見て、改めて強い危機感をもって受け止めている」

 その一方で、難波市長は、静岡市への移住者が1年間で414人から714人と増加したという成果を強調し、今後も空き家活用や子育て環境の充実などに取り組む姿勢を示しています。静岡市では、第5次総合計画で「2050年に人口55万人以上」という目標を掲げています。

 また、静岡県内で最も人口減少率が高かったのが、川根本町。前回から14.3%減少し、人口は5318人となりました。

 大きな転換点となったのが、長泉町です。首都圏へのアクセス良さや、子育て世代への充実した支援などから、近年も人口が増加してきた県内数少ない自治体でしたが、1920年の調査開始から100年余り、初めて減少に転じました。

 全国的には“東京一極集中”が鮮明に。都道府県別で増加したのは、東京と沖縄のみとなりました。