明治10年創業・老舗豆腐店「須部商店」が自己破産申請 製品へこだわり…原材料高騰で見通し立たず 

 帝国データバンクは浜松市の老舗豆腐製造販売「須部商店」が事業を停止し、自己破産申請の準備に入ったと発表しました。

 負債はおよそ4億3900万円と見込まれています。帝国データバンク浜松支店によりますと、浜松市浜名区の「須部商店」は明治10(1877)年に創業した老舗の豆腐製造販売業者です。

 豆腐のほか、油揚げなどの大豆加工食品や総菜を製造しスーパーマーケットに納入するほか、創業者「勘四郎」の店名で豆腐料理店も手掛けていました。

 2005年には年売上高およそ4億6900万円を計上していましたが、原材料にこだわった製品作りによる薄利での事業運営に加え、昨今の原材料費の急激な高騰で先行きの見通しが立たなくなり、5月31日に事業を停止し、弁護士に事後処理を一任、自己破産申請の準備に入ったということです。

 負債額は5月末時点でおよそ4億3900万円で、その後変動している可能性があるとしています。