物価の優等生と言われる「卵」の価格が高騰 鳥インフルエンザで生産が減少 包装資材やガソリンの高騰も価格に反映

YouTube Video 物価の優等生と言われる「卵」の価格が高騰 鳥インフルエンザで生産が減少 包装資材やガソリンの高騰も価格に反映
動画を再生

 物価の優等生と言われる「卵」の価格が高騰しています。その背景と、商品への価格転嫁を避けるべく奮闘する関係者を取材しました。

●笹村アナ:
「こちらのスーパーでは、L玉の卵10個入りが、350円を超えています」

 さらには、「鶏もも肉」まで…。この日の店頭では、最も安い商品で100グラム158円でした。

 農林水産省によりますと、卵の平均価格は去年から高止まりしていた中、5月には1パック=10個あたり309円と、再び過去最高値に。

 鶏もも肉も右肩上がりとなり、100グラムあたり154円と、最高値を記録しています。

 スーパーの担当者も、しばらく下がる見込みはないと話します。

●スーパーおさだ 牧野真之店長:
「鳥インフルエンザで殺処分されて、生産が少なくなって。包装資材やガソリンも高騰しているので、価格に反映されている。もう20~30円上がってしまうこともあるかもしれない」

 富士宮市にある、「あさぎり宝山ファーム」。国内では、今は鳥インフルエンザの発生が落ち着いているといいますが、生産者にとって、今一番悩ましい問題が…。

●あさぎり宝山ファーム 代表取締役 福﨑正展さん:
「エサの原材料、外国のトウモロコシをはじめ外国産が占める割合が多いので、この円安の状況でどうしてもエサの値上がりが避けられない」

 エサ代は4月に10パーセント値上がりしましたが、イラン情勢による燃料費の高騰によって、7月からさらに10パーセント以上引き上げられるそうです。

●あさぎり宝山ファーム 代表取締役 福﨑正展さん:
「卵が値上がりしていくと、皆さまの食生活にも影響が出て残念な気持ちがあるので、適正な量のエサをきちんとしたタイミングで与えるということ。我々も今までの経験から(エサの量を)把握して、無駄なエサを出さないように取り組んでいる」

 高止まりする、卵の価格。そんな卵を、お得に食べられるスポットが…!

 やって来たのは、清水町にある「沼津卸団地 食遊市場」。その一角にあるのが、「フクちゃん食堂」です。

 実はこちら、「あさぎり宝山ファーム」の直営店に入った食堂なんです!卵のおいしさを知ってもらいたいと、卵かけごはんを300円で提供しています。

●フクちゃん食堂 越沼なつみさん:
「お待たせしました~」

●植田アナ:
「300円とは思えないボリューム!」

 最高級の赤卵、「富士の名月」と、玉子焼き、漬物、味噌汁がついたセット。店オススメの食べ方が…。

●植田アナ:
「割れました!黄身がとってもキレイ!」

 まず、白身だけをご飯に落として、白身ご飯に。はじめて食べる白身だけのご飯、その味は…?

●植田アナ:
「おいしい~!白身だけですけど、ほんのりと味があってちょっと塩味がきいている。それがご飯の甘さとよく合っていてとってもおいしいです」

 白身ご飯を味わったところで…

●植田アナ:
「とっておいた黄身を乗せます。キレイ~おいしそ~。すごくオレンジが濃いですね。トロ~リ 鮮やか!いただきま~す!濃厚です。白身だけで食べるときよりもクリーミーな感じになりました。醤油をかけなくても卵かけご飯ってこんなにおいしいんですね」

●あさぎり宝山ファーム 代表取締役 福﨑正展さん:
「卵は物価の優等生と昔から言われているとおり、多くの人の味方であってほしい思いもあるので、もう少しこの値段で頑張っていきたいなと思っている。作り手としても安さで喜んでもらうだけではなく、おいしさとか味で喜んでいただけるような卵づくりをしていけたらと思っている」

物価の優等生と言われる「卵」の価格が高騰 鳥インフルエンザで生産が減少 包装資材やガソリンの高騰も価格に反映