袴田ひで子さん「がっかりした」裁判をやり直す再審制度見直しのための法律改正案が成立

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 裁判をやり直す再審制度見直しのための法律改正案が成立したことをうけ、袴田ひで子さんは会見で「がっかりした」と述べ見直しに期待しました。

 袴田巌さんの再審無罪をきっかけに機運が高まった再審法の改正。17日会期末を迎えた参議院本会議で可決・成立しました。

 改正案では再審開始決定に対する検察の不服申し立てを「原則」禁止し、再審の請求理由に関連性がある証拠を開示することなどが定められています。再審制度の見直しは戦後初めてです。

 改正をめぐっては高市総理も16日の参院法務委員会で、今国会での成立を訴えていました。

●高市総理:
「処罰されるべきでないものが処罰されることはあってはならず、万が一そのようなことが生じた場合には、速やかに救済されなければなりません」

 一方で立憲民主党など一部の野党は「開示対象が限定され無罪に結びつく証拠が埋もれる恐れがある」などとして改正案に反対しました。

 袴田ひで子さんもこれまで、委員会などで検察の不服申し立ての全面禁止や証拠の全面開示を求めて、法案の修正を訴えてきました。

 国会閉会後の記者会見でひで子さんは…。

●ひで子さん:
「私たち(えん罪被害者)の方を向いて、法務省はやってるって言いますけど、私たちの方を向いてやってないように思います。もう少しまともな改正をしていただくと思ったんですが、がっかりでございます」

 そのうえでひで子さんは、改正案に盛り込まれた5年ごとの見直しを検討するという付則に触れ、期待を寄せていました。