静岡県が補正予算依存から脱却めざす 当初予算案に計上…計画的で効果的な事業実施を

 静岡県の来年度の当初予算案について、県財政課が2日、編成方針を各部局へ通達しました。

 財政課によると、高市政権が掲げる補正予算依存からの脱却に呼応。近年補正予算で対応していた事業についても、当初予算に計上し、計画的かつ効果的に実施していくといいます。編成にあたっては、鈴木知事が掲げる「幸福度日本一の静岡県」の実現に向け、AIの活用や未来への成長投資などを進めるための20億円の「政策パッケージ推進枠」を設けるといいます。

 財政健全化も基本方針で掲げます。資金手当て債の発行を前年度比で20億円抑制したり、県債残高を24年度末から4年間で300億円以上減らしたり、といった目標も盛り込みました。

 財政収支の試算では、歳入が1兆3975億円、歳出が1兆4278億円で、収支差は303億円のマイナスに。人事院勧告に伴う給与改定や物価高騰などの影響で、工程表よりもマイナスが60億円ほど膨らむ形になりました。収支差解消に向けては、基金の活用などで対応していくといいます。

静岡県が補正予算依存から脱却めざす 当初予算案に計上…計画的で効果的な事業実施を