駿河湾フェリーが夕焼けを楽しめる1日限りの特別便を運航 クラウドファンディングの返礼品
駿河湾フェリーはクラウドファンディングの返礼品として、夕焼けを楽しめる1日限りの特別便を運航しました。
JR清水駅前の駿河湾フェリー乗り場に集まったおよそ240人。お目当ては、1日限りの特別便です。
先月まで行っていたクラウドファンディングで、目標額を達成したことをうけ、その「返礼品」として運航されました。清水港から西伊豆町の黄金崎沖までを周遊するおよそ3時間の船旅です。目玉は何といってもー
●乗船客:
「夕焼けが見れるかなって」
利用客の減少などで昨年度廃止された夕方運航の「第4便」。
●乗船客:
「東京から来ました。夕方って久しぶりなので楽しみにしています。これからも末永くこの船が続いてほしいなと」
セレモニーの中、船は清水の港をあとにします。
船内では様々なグルメが振舞われ、船室では船旅を彩る演奏も。
●乗船客:
Q.きょうはどこから?
「埼玉県です。一度乗ってみたかったんで。景色も綺麗ですし、天気も良かったんで、楽しんでいます」
そして、船が黄金崎沖にたどり着くころー
海と空を黄金色に染め上げる、美しい夕焼けが一面に広がりました。ここでしか見ることのできない景色を前に乗船客は、思い思いの時間を過ごします。
およそ3時間半後、船は清水港へ。特別なクルーズを終えた乗船客は満足した表情で船を下りていきました。
駿河湾フェリーをめぐっては、3期連続の赤字や船体の老朽化への対応で厳しい経営状況が続いていて、県は7月に検証委員会を設置。先週の県議会では、船体の小型化を含めたシミュレーションを行っていると明らかにしました。
こうした中、存続の助けになればと多くの人が乗船した今回のイベントに責任者は。
●ふじさん駿河湾フェリー 山本東理事長:
「今回のクラウドファンディングはフェリーを愛している方が本当にどれくらいいて、どういう想いを持っているのか。その想いがちゃんと形になるのかというのを見極めたかったというのがあります。県庁ほか、関係の方々にも是非汲み取っていただいて、色々なご協力を、ご支援をいただきたい」