ハヤテ223意気込み語る「リーグにとって、静岡にとって、若者にとって意味のある球団を作る」
来シーズンからのプロ野球2軍リーグへの参入が内定した「ハヤテ223(ふじさん)」の社長が会見を開き、意気込みを語りました。
ハヤテ223・杉原行洋社長:
「リーグにとっても意味がある。静岡県にとっても意味がある。若者にとっても意味のある球団を、どうつくっていくのかというのが我々の挑戦になる」
ハヤテ223は、静岡市の清水庵原球場を拠点に球団の創設を目指していて、9月29日に開かれたプロ野球のオーナー会議で、来シーズンからの2軍リーグへの参入が内定しました。
選手の確保や施設整備など参入条件をクリアすれば、11月22日のオーナー会議でウエスタンリーグへの参加が最終決定します。
所属選手は45人程度を想定していて、11月3日と4日で実施する球団独自のトライアウトで選考するということです。
選手や球団名などは、12月をめどに発表する見通しです。
ハヤテ223・杉原行洋社長:
「もう一度NPBに挑戦したい、あるいはドラフトにかからなかったが、もう一度野球で食べていきたいという若者が集まる場になり、その選手たちが育って巣立つという、NPBに人材を輩出していくということで、これから地に足を着けて頑張りたいと思うので、ぜひ応援していただけたらと思う」
知事に参入内定を報告
そして杉原行洋社長は午後川勝知事を訪ね、参入の内定を報告。
川勝知事は「プロの選手の試合を若い世代に身近で見てもらい 子どもに夢を与えるチームづくりをしてください」と激励しました。
川勝知事:
「県営の施設を使っていただきたいと申し上げているので、ご意向をしっかり受け止めて。みんなで育てていくようなハヤテ223になればいいなという夢がある」