問い合わせも多く…大谷翔平選手の絵本発売 書店「大谷コーナー拡充したい」 静岡市 

 タイトルは「野球しようぜ!大谷翔平ものがたり」。表紙には大谷選手がかわいらしいタッチで描かれ、大谷選手の半生が記された絵本です。

 絵本では、エンゼルスでのプレーや、WBCで日本代表として活躍した名場面などが、子どもにも読みやすいよう、やさしい言葉で綴られています。この大谷選手の絵本は、静岡県内の書店でも、21日入荷されました。

吉見書店竜南店 柳下博幸店長
柳下店長:「ありました~」
ディレクター:こちらの書店ではこの1冊のみ?
柳下店長:「きょう一冊入荷ということになっている」
ディレクター:貴重な一冊になりますね
柳下店長:「はい」

「野球しようぜ!大谷翔平ものがたり」(世界文化社)が入荷
「野球しようぜ!大谷翔平ものがたり」(世界文化社)が入荷

 静岡市葵区にある書店。こちらでは1冊しか入荷することができず、一番目立つレジ前に絵本が置かれました。大谷選手の絵本ということで、異例の事態になっているようです。

目立つレジ前に
目立つレジ前に

吉見書店竜南店 柳下博幸店長:「大谷選手の新しい本が出るという感じの問い合わせが、きのう(20日)午前中だけでかなりの件数あった。児童書で写真を使っていないもので、ここまで反響があるものは今までなかったので、古くは野茂さんとか、イチローさんの絵本も売れたりしたが、そこまでの反響は正直なかったので、驚いている」

 店長はあまりの反響に驚きを隠せません。そして、開店時間を迎えます。

吉見書店竜南店 柳下博幸店長
吉見書店竜南店 柳下博幸店長

小林崇宏ディレクター:「午前10時です。こちらの書店では1冊しかない大谷翔平選手の絵本の販売が開始されました」

 興味深そうに絵本を手に取る人もいる中、11時すぎ、ついに貴重な1冊が売れました。

小林崇宏ディレクター
小林崇宏ディレクター

吉見書店竜南店 柳下博幸店長
Q.いま絵本が売れたが、お客さんはどんな様子だった?
柳下店長:「店頭にポスターが飾ってあり、『知ってる知ってるテレビで見たよ』と。柔らかい笑顔で『買う買う』と(言って買っていた)」

問い合わせも多く…大谷翔平選手の絵本発売 書店「大谷コーナー拡充したい」 静岡市 

 反響の大きかったいう大谷翔平の絵本。柳下店長によりますと、今後の入荷は4月中旬以降になるとのことです。

吉見書店竜南店 柳下博幸店長:「ドジャースで大谷選手が今シーズン活躍してくれると思うので、それに伴って、大谷コーナーを拡充して、その中の1冊として、子どもたちに向けた絵本というのがあるとアクセントになっていいのではないかと期待している」

 大谷翔平選手はプレーだけでなく絵本の中でも、多くの子どもたちに夢を追いかける大切さを伝えています。

    (3月21日放送)