サッカーU23アジアカップの準々決勝で日本がカタールを破る オリンピック出場に王手
パリオリンピックの最終予選を兼ねたサッカーU23アジアカップの準々決勝でカタールとの激闘を制した日本。静岡市出身のサイドバック関根も攻守に躍動し、オリンピック出場に王手をかけました。
オリンピック出場まであと2勝。
負ければ終わりの決勝トーナメント初戦で、日本は開催国の強豪カタールと対戦。
開始早々、静岡市出身・関根のロングボールからチャンスが生まれます。
豪快なミドルシュートで、いきなり日本が先制します。
このあと同点に追いつかれた日本でしたが、38分相手キーパーがこのラフプレー。
試合時間を半分以上残して、日本が数的優位に立ちます。
しかし、後半4分でした。
セットプレーから失点し、一人少ないカタールにリードを許します。
8大会連続のオリンピック出場へ、絶対に負けられない日本はコーナーキックから。
同点に追いついた日本は、サイド攻撃を中心にカタールを押し込みます。
右サイドバックの関根が静岡学園で磨いた攻撃力を発揮し、豊富な運動量で何度も絶好のクロスを送りますが、フィニッシュの
精度を欠きます。
それでも延長前半11分、ついに待望の瞬間が。
120分の激闘の末、カタールを破った大岩ジャパン。
準決勝進出を決め、パリオリンピック出場に王手をかけました
大岩剛監督:
「自分たちで難しくしてしまったという側面もあるので、自分たちのやるべきことをもう一回整理して次の試合に向かいたい。ぜひ日本から声援を送ってほしい。背中を押してください」