パリ五輪 男女混合競歩 静岡・小山町出身の川野将虎選手のペアは8位入賞

 今大会から採用された新種目、男女混合競歩。男女のペアが、交互におよそ10キロ、合わせて42.195キロを歩きます。

 2大会連続のオリンピック出場、小山町出身の川野将虎(かわの・まさとら)は、日本記録を持つ、岡田久美子(おかだ・くみこ)とメダルに挑みます。

 一方、川野選手の地元・小山町の須走小学校では、パブリックビューイングが開催され、夏休み中の子どもたちも多く駆け付けました。

 1本目、川野は先頭集団で順調にペースを刻みます。川野は先頭集団のまま、2位で岡田にタッチ。3本目に備えます。

 岡田から、トップとおよそ1分差の10位でタッチを受けた川野。川野は順位を2つ上げ、8位で再び岡田へとタッチ。

 岡田も最後まで粘りの歩きを見せ、8位でフィニッシュ。新種目の男女混合競歩で、川野・岡田ペアが入賞を果たしました。

●川野将虎(小山町出身)
「今回岡田さんと組ませていただいて…2本目はカーブで注意、岡田さんに厳しい思いをさせた。岡田さんも粘って8位になれてよかった。支えてくれた所属や拠点、多くの方に恩返しができた」

須走小学校