パリ・パラリンピック 浜松市出身 競泳の鈴木孝幸選手が銅メダル獲得 今大会3つめのメダル 

 パリパラリンピックで鈴木孝幸選手が3つ目のメダルです。水泳200メートル自由形で接戦を制し銅メダルを獲得。実にパラリンピック13個目のメダルです。

●鈴木孝幸選手:
「次がメダルを取るには一番大変なレースになるので」

 レース前にこう語っていた浜松市出身の鈴木孝幸。今大会、すでに金メダルと銀メダルを獲得し、臨んだ3種目目の200メートル自由形決勝。

 序盤から積極的に攻める鈴木は50メートルをトップで通過。しかし徐々に後れを取り残り50メートルで4位。ここからし烈な3位争いとなります。

「余力があった」という鈴木は終盤でさらにペースアップ! そしてフィニッシュ! 4位とはわずか0・03秒差で銅メダル獲得。

 これで今大会金、銀、銅と3つのメダル。アテネから6大会で通算13個目のメダルです。

●鈴木孝幸選手:
「正直周りが見えていなかったので、ここまで競っているとかよく分かってなかったが、勝ち切れて良かった。リレーもメダルを狙っていくつもりだし最後の50もメダル取りたいと思っていますし、全部取れたらいい」