2歳から12歳まで500人が参加 ランバイクの世界選手権 日本で初めて静岡県富士市で開催

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ランバイクと呼ばれる乗り物を使ったレースの世界選手権が日本で初めて静岡県富士市で開かれました。

 ランバイクとは足で地面を蹴って進むペダルのついていない小型の二輪車です。

 自転車を乗り始めるきっかけとして、幼児年代の遊具として広く普及しています。

 アジア圏を中心にレース競技としても盛んで世界大会がこれまで競技人口が最も多い中国で開催されていましたが、今回初めて日本で開かれました。

 レースは年齢や性別で16のクラスに分かれ、7つの国と地域から2歳から12歳までのおよそ500人が出場しました。

参加選手 男の子:
「走るって楽しい」

参加選手 男の子:
「コースを確かめていくのが楽しさです」

 ショートコースは150メートルほど、メインコースは250メートルほどの距離で順位を競い、選手らは家族たちの声援を受けて巧みにバイクを操って、コーナーを駆け抜けていました。

参加選手 女の子:
「自分が一番をとるときが気持ちいい」

観客は・・ 男性:
「子どももいろんな国の人とかかわりが出来てすごく良い大会だと思う」

 サイクルスポーツの振興に力を入れている富士市も新しい競技・新しい世代に期待をしています。

富士市 小長井義正市長:
「富士市も自転車を活用していこうと様々な取り組みを始めているので、小さい子どもたちにも自転車に触れてもらうにはランバイクはうってつけだと思う。大いに広まっていくことを期待したい」