「お姉ちゃんに勝ちたい」静岡・磐田市で行われる体操競技・タンブリングの全国大会に静岡県内の大学生姉妹が出場

　３月２日に静岡県磐田市で行われる体操競技・タンブリングの全国大会に県内の大学生姉妹がそろって出場します。意気込みを取材しました。

　静岡産業大３年の杉浦夢菜さんと妹の１年、杉浦姫菜さん。２人は２日に磐田市で行われるタンブリングの全国大会にそろって出場します。

　タンブリングは体操競技の一種で、およそ４０ｍ走りながら回転や跳躍などを８回取り入れ、その技を競う競技です。

　２人は大会に向けて、静岡産業大の体育館で日々練習に励んでいます。

●杉浦夢菜さん：
「まだまだ技の実力・難度が足りないのでそこを自分の演技のきれいさとかでカバーできるように完成度を上げていきたいと思っています」

●杉浦姫菜さん：
「順調に進んでいます。今年から新しい構成を入れたので戦えるようになっています」

　姉の３年生、夢菜さんはこれまで世界大会にも日本代表として出場し、団体で入賞も果たすなど着実に実績を重ねています。妹の１年生、姫菜さんは姉のアドバイスを受けながら技を磨いている段階です。

　夢菜さんは妹も「世界に羽ばたく選手になってほしい」と細かな技の指導をしています。

　指導する比嘉光コーチは姉妹の成長をどう見ているのでしょうか。

●静岡産業大トランポリン部　比嘉光コーチ：　
「お姉ちゃんの方は本当に器用で、持ち技のバリエーションが多くてそれにプラス強さが備わっている選手っていう印象です。妹の姫菜はまだ発展途上でありながらも誰よりも練習する選手だなっていうのは普段見て思っています」

　全国大会が迫り、練習も最終段階です。

●杉浦姫菜さん：
Q誰に勝ちたいですか？
「お姉ちゃんに勝ちたいです」

●杉浦夢菜さん：
Q妹はこう言っていますが？
「負けていられないですね」