いくぞJFL! 岳南Fモスペリオが東海サッカーリーグ1部初優勝に王手
▼東海サッカーリーグ1部13節〔岳南4-3VMEC〕14日 富士総合
JFL昇格と将来のJリーグ入りを目指す岳南Fモスペリオ(富士市と富士宮市がホームタウン)が14日、ホーム富士総合公園陸上競技場で三重県のVencedor Mie United Clubと対戦し4-3で勝利。次節最終節で勝利すれば自力で東海1部初優勝が決まる。全国の各地域リーグ優勝クラブは11月から始まる全国地域サッカーチャンピオンズリーグ2025に出場し、JFL昇格をかけて戦うことになる。
東海リーグ1部、残り2試合で首位に立つ岳南Fモスペリオだが、昨季王者の2位のFC.ISE-SHIMAとはわずか勝点1差。今節試合がないFC.ISE-SHIMAにプレッシャーをかけるためにも勝点3が欲しいVMECとの一戦。クラブ史上最多となる856人が駆けつけた試合は前半22分、岳南の西田がこぼれ球を押し込み先制すると、26分にはCKから元J3沼津で主将の後藤虹介が押し込み追加点。前半終了間際にも原科が3点目を奪って試合を折り返した。一方、後半11分に不用意なパスからVMECに1点を返されるが、21分にはクラブパートナー企業である焼肉店で働く谷本が個人技から右足を振り抜き大きな4点目。その後、1点差に詰め寄られるも逃げ切り、4-3でVMECを下し優勝に王手をかけた。
岳南Fモスペリオは代表を地元富士市出身で元J1浦和の赤星貴文氏が務めているクラブ。次節は21日、同じ静岡県内の藤枝市役所サッカー部と再びホーム富士総合公園陸上競技で激突するが、勝点3を積み上げれば自力で初の東海1部優勝が決まる。
