プロ野球志望届提出〆切! 静岡県勢では明治大の髙須大雅や大商大・鈴木豪太 高校生4人も提出
プロ野球志望届の提出が9日締め切られた。
静岡県勢では、明治大学で大学日本代表経験のある高須大雅投手の指名が期待される。静岡高校時代の2021年に静岡大会で37イニング無失点という圧巻の成績で甲子園に出場している長身右腕だ。進学した明治大では3年春のリーグ戦で3勝をマーク、防御率1.38で最優秀防御率に輝くエース級の活躍も、2025年は肩の痛みもあって春は7試合で防御率6.87と苦しんだ。スカウトの判断が注目される。その高須と静岡大会決勝で投げ合った大阪商大の鈴木豪太投手(東海大静岡翔洋出身)も志望届を提出。高校時代は右オーバーハンドだったが、大学でサイドスローに転向。3年時にその高須と揃って大学日本代表候補に選ばれた。ほかにも、2024年に東海大静岡キャンパスの宮原駿介が巨人から5位指名されるなど近年ドラフト指名者が増えている静岡学生野球リーグでは、知徳高校出身で静岡産業大学の渡辺笑生内野手が注目の存在。秋のリーグ戦で4本塁打を放ち本塁打王に輝いた右のスラッガーにはパリーグの某球団が熱視線を送る。MAX152㎞右腕・林京平投手を筆頭に日本大学国際関係学部からは総勢4人が志望届を提出した。

高校生では2年時に甲子園で2安打2打点の活躍で掛川西の夏の甲子園60年ぶりの勝利に貢献した身長189㎝の右の大砲・石川大峨内野手や、身体能力を生かしたショートの守備に定評があるオイスカ浜松国際の大橋令和内野手にもプロ複数団から調査書が届いている。大橋には静岡大会1回戦で9球団のスカウトが球場に詰めかけた。
2024年は9人の指名があった静岡県勢、今年は何人に吉報が届くのか。ドラフト会議は10月23日に行われる。
(静岡朝日テレビ・片山真人)
【静岡県勢主なドラフト候補】
≪社会人≫
相羽寛太(静岡高校~ヤマハ)
沢山優介(掛川西~ヤマハ)
≪大学≫
髙須大雅(静岡高校~明治大学)
鈴木豪太(東海大静岡翔洋~大阪商大)
渡邉笑生(知徳~静岡産業大)
林京平(東京農大二~日本大学国際関係学部)
佐藤開(堀越~日本大学国際関係学部)
髙田基人(関東第一~日本大学国際関係学部)
真田瑛広(習志野~日本大学国際関係学部)
德山俊(東海大浦安~東海大学静岡キャンパス)
≪高校≫
石川大峨(掛川西)
山本敢生(静岡商)
大橋令和(オイスカ浜松国際)
内藤優央(静清)
