2頭の新アイドル誕生… ゴマフアザラシの赤ちゃんダブル出産 静岡・沼津市
静岡県沼津市のあわしまマリンパークでは、2頭のゴマフアザラシの赤ちゃんが産まれました。水族館では5年ぶりの誕生で、愛くるしい姿を見せています。
5年ぶりのダブル出産
お母さんが見つめる先にいるのが3月31日に産まれたゴマフアザラシのオスの赤ちゃん。体長は70センチ、体重は30キロ。陸上での動きはまだちょっとぎこちなさが残ります。お母さんはコロン、ずっと見守られている赤ちゃんの体は白の毛で覆われています。あどけなさが残る、なんとも愛らしい表情です。
そして飼育員と遊ぶのが3月23日に産まれたこちらもオスの赤ちゃん。泳ぎはもうお手の物。見てください、この表情。なんとも言えません。
この赤ちゃんは好奇心旺盛。水槽のガラスのこちらにいるカメラに興味津々です。先輩赤ちゃんの向かった先に後輩の赤ちゃん。ダブル出産は5年ぶりです。
撮影のカメラに興味津々
あわしまマリンパーク
松岡幸介主任:「氷の上で出産するのが野生のゴマフアザラシの特徴なので、産まれたときに回りと同化するように体が白っぽい毛に覆われているのが特徴」
先輩赤ちゃんはもう大人と同じような模様です。
あわしまマリンパーク
松岡幸介主任:「親も子供も警戒心は強いタイプだが、まだ子どものうちは何が怖いのかわからないので、きょうもカメラにかなり興味津々に寄って行ったりとか、今のうちのかわいい姿が見られる。(今後)一度親から離して魚を食べる練習をする期間に入ってくるので、タイミングがよければみなさんに見ていただけるかもしれないが、そのあたりご了承いただければと思う。」