「思い出になったし記憶にもずっと残る」夏休みの子どもたちが様々な職業について学ぶ 電気の仕組みや地元の工場見学も 静岡県
3年ぶりに行動制限のない夏を迎えています。夏休み中の子どもたちにとってこの夏は様々な職業について学ぶ機会が増えています。
職員「この大きな機械が電気の大きさを変えている変圧器という機械です」
9日、行われていたのは中部電力パワーグリッドがどのように電気が作られ家庭などに届けられているのか知ってもらうために企画されたツアーで静岡市の西豊田小学校の児童8人が参加しました。
3年ぶりに行動制限のない夏休み。今月4日には県庁の仕事を学ぶ親子見学会が3年ぶりに行われるなど子どもたちが様々な職業について身近に触れる機会が増えています。きょうのツアーでも子どもたちが普段は入ることのできない変電所の中を見学したり高所作業車に乗ったりしました。
その後は電線と電線をつなげる作業などを体験し電気の仕組みに理解を深めていました。
一方、三島市でも地元の子ども18人が電業社機械製作所の工場を見学しました。工場では水害を防ぐための大型排水ポンプやトンネルに設置される送風機を作っていてヘルメットをかぶった子どもたちは洞窟を探検するかのように巨大な工場内を見て回りました。
小学5年男子「やっぱり実物を見るとものすごくでかくて心に残った。工場見学が楽しくておもしろかった」
小学5年女子「普段見られないところでこういう大きな部品があると知らなかったのでびっくりした」
小学5年男子「とても良い思い出になったし記憶にもずっと残ると思うので、生かせるところはもしかしたらないかもしれないけど知識としても思い出としてもすごい覚えていると思うのでとても勉強になってよかった」
この会社では今後も積極的に工場見学を開催していきたいとしています。