日本庭園と茶室がある道の駅…紅葉狩りと玉露茶楽しむ至福のひと時 静岡・藤枝市「玉露の里」 

嶋田光希アナウンサー(道の駅 玉露の里 8日):「こちら玉露の里には、地元の方々が育てた野菜や果物がたくさん並べられているんです。

嶋田光希アナウンサー

中でも大人気なのがこちらの地元朝比奈産のシイタケです、見てください、すごく分厚いんですよ、すごいですね。こちら朝9時半に30個並べたそうなんですが、昼前には残り8個になっています」

地元朝比奈産シイタケ

とれたて野菜や珍しい野菜も…

 新東名の藤枝岡部インターチェンジから車でおよそ10分の場所にある道の駅「玉露の里」。こちらでは地元・藤枝市の岡部町朝比奈地区でとれた地場産品が売られていて、連日、県内外から多くの人が、道の駅を訪れているそうです。

道の駅「玉露の里」

買い物客
Q.こちらは何を買われたんですか?
A.「ハヤトウリ、ヌカ漬けをやっている。街のスーパーで売っていないから、ちょうどここにあったから、いいなと思って」

Q.野菜を見てどうですか?
A.「結構新しくて、値段も結構安い。」

買い物客
Q.こちらの野菜おいしいですか?
A.「ここのは朝とって来て新しい。新鮮でおいしいですよ」

Q.スーパーと比べて値段は?
A.「それは安いでよ、野菜は本当安い」

Q.みかんがおいしそう。
A.「みかんもここのは甘くておいしいから、よく来ますね」

地元野菜も販売

 玉露の里によると、こちらで売られている野菜や果物は地元の農家から直接仕入れているため、県外産の野菜よりも安く購入できるということです。特に今、大人気商品となっているのは、朝比奈産の肉厚で歯応えがいいというシイタケです。

スタッフ「来てくださるお客様が皆さん買っていただける。ステーキにして食べるとか」

嶋田アナ「ちなみに召し上がったことはありますか?」
スタッフ「あります」
嶋田アナ「どうですか?」
スタッフ「自分もシイタケ大好きなので、焼いて食べてマヨネーズと醤油つけて焼いて食べるのがすごくおいしかったです」

嶋田アナ「どれぐらいで売り切れてしまう?」
スタッフ「朝市農家さんが持ってきてくださるが、早い時は午前中で無くなる時がある。「午後に農家さんが2回目持ってきてくださるが、その分も売り切れてしまう。こちらもびっくりしている」

紅葉も…見頃は11月下旬から12月上旬

 注目だというのは、秋の味覚だけではありません。これから、こちらの道の駅で見ごろを迎えるのが紅葉です。

嶋田光希アナウンサー:「暦の上ではもう冬です。こちらの道の駅にあるもみじの木も赤く色付き始めていますね、グラデーションが美しくてとっても心癒されます」

 施設内にあるモミジやドウダンツツジが紅葉し始めていました。見頃は11月下旬から12月上旬です。

紅葉も楽しめる

贅沢な時間を

 藤枝市岡部町の朝比奈地域は京都の宇治や、福岡の八女に並ぶ、玉露茶の日本三大産地に数えられている地域。「玉露の里」という名前の通り、施設内には日本庭園と茶室があり、美しい庭園を眺めながらお茶と茶菓子がいただくことがでます。つまり、紅葉狩りをしながら、玉露茶を楽しむことができるんです。

施設内には日本庭園と茶室

スタッフ:「まずは一煎目のお茶の味をゆっくり味わっていただいて、それからお菓子をお楽しみください」

Q.「お菓子の前にお茶をいただくんですね」
スタッフ:「そうなんです。まずはお茶の味を感じていただきたいので、お菓子を後にお楽しみいただいています」

 抹茶の場合は茶菓子を先に食べてからお茶を飲みますが、玉露茶は逆にお茶を飲んでからお菓子をいただきます。

嶋田アナ:「では早速いただきます。お茶ですかこれは! お茶というよりお出汁というか、旨味がすごいです。一口飲んだだけで口の中にすごい香りが広がる」

 旨味を感じる一煎目、口の中をリセットするため、甘い茶菓子をいただき二煎目をいただきます。二煎目は一煎目と全く味が変わるそうですが・・・

嶋田アナ:「ではいただきます。全然違う、こんなに変わるんですね、先ほどには無かった渋み苦みが感じられておいしい」

スタッフ:「お味がそんな風に違うので、一煎目の方が好き、二煎目が好きな方と分かれる」

嶋田アナ:「私はどっちも好きだけど、でもお菓子を食べた後にこの苦みのお茶をいただくのがすごくいいです、これは贅沢な時間ですね」

贅沢な時間