伝統の「弓まつり」伊豆地区の弓道愛好家が集まり4年ぶりの射会 静岡・松崎町

静岡県松崎町で300年前から伝わる伝統の「弓まつり」が行われました。

 江戸時代松崎町江奈の舟寄神社の近くには、掛川藩の陣屋が置かれ、足軽たちが毎月19日に弓の修練を行っていました。

 これがいつの頃からか神事と結びつき、年の初めの19日には弓道愛好家が無病息災を願って、奉納の矢を放つ礼射を行うようになったということです。

 今年は神事の後に伊豆地区の弓道愛好家30人ほどが集まり、4年ぶりに射会が開かれ、矢が的に当たる心地良い音を響かせていました。