1855年に択捉島とウルップ島の間に国境確認 7日「北方領土の日」のイベント 条約締結の地 静岡・下田市

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 「北方領土の日」の7日、小学生がクイズに答えながら史跡を巡るウォーキングイベントが静岡県下田市で開かれました。

 1855年のきょう、日露和親条約・通好条約が下田市で結ばれ、択捉島とウルップ島の間に国境が確認されました。この日に合わせて、下田市が開いたイベントには、市内4つの小学校から児童およそ70人が参加しました。

 児童たちは日露の交渉が行われた玉泉寺のロシア人墓地や条約が調印された長楽寺の住職らから今に伝わる当時の様子を聞き、北方領土と開国の街・下田の歴史を学んでいました。

参加した児童:「ペリーとか黒船の来航とか、(ゆかりの場所が)多いので、下田ってすごい所だと思う。今も戦争が起きている所があるけれど、戦争がない平和な時代になってほしいと思う」

 また児童たちが途中立ち寄った道の駅では、根室漁港から届いた鮭15本を使った石狩鍋が用意され、ウォーキングで冷えた体を温めていました。