オランダの現代アーティスト「テオ・ヤンセン展」来場者1万人突破 静岡市・静岡県立美術館

静岡県立美術館で開かれている風の力で歩く作品を集めた展示会「テオ・ヤンセン展」の来場者が、1万人を突破しました。

 静岡県立美術館では3日、「テオ・ヤンセン展」の来場者1万人を記念したセレモニーが行われました。

 1万人目となったのは富士宮市から来た高校2年生で、記念に模型の組み立てキットが贈られました。

富士宮市高校2年生:
「現実にこう言うのあるんだって、実際に動いているところを見られるやつは少ないので、自分の頭の中でどうやって動くのか想像しながら、見るのが楽しみ」

 会場にはオランダの現代アーティスト、テオ・ヤンセンさんによるプラスチックチューブで構成された作品15点が展示されています。

 作品のほとんどが風の力を利用して歩きます。

 中にはまるで生きているかのように動く様子も見られ、手で押して動かす体験もできます。

 この展示会は7月7日まで開かれています。