食中毒の発生を未然に防ぐために 賀茂保健所が伊豆半島南部250の宿泊施設の衛生指導を実施
食中毒の発生が心配される時期となり、発生を未然に防ごうと、保健所による宿泊施設の衛生指導が、下田市で行われました。
伊豆半島南部を管轄する賀茂保健所では、5月下旬から7月上旬にかけて、およそ250の旅館・簡易宿泊所の指導を行っています。
11日は下田白浜地区で、職員2人が旅館の調理場で食品の管理記録を点検しました。
また、調理台や包丁、まな板などの衛生状況をチェックし、問題がないことを確認していました。
Q注意すべき点は?
賀茂健康福祉センター 衛生業務課 中山貴寛主任:
「特に食品の温度管理ですね。冷蔵庫の温度管理、調理中しっかり食品が加熱されているか、提供までに時間がかかっていないか などに注意して頂きたいと思います」
今年に入って賀茂地域での食中毒の発生はありませんが、静岡県内では9件、症状を訴えた患者は216人となっています