うなぎ屋さんが1年で一番忙しい「土用の丑の日」 栄養は豊富だけどお財布には厳しく… 静岡・三島市
24日は土用の丑の日。うなぎを食べて連日の猛暑を乗り切ろうと、店には行列ができていました。
●難波亮太記者:
「日差しが照り付けかなり暑いですがオープン前にもかかわらず多くの人が列を作っています」
午前11時のオープンと同時に、焼き場や厨房はフル回転。栄養豊富なうなぎは丑の日に食べると厳しい暑さを乗り切れると言われ、古くから夏のスタミナ食として親しまれています。店にとってはきょうが1年で最も忙しい1日。こちらでは普段の倍となるおよそ150キロのうなぎを用意しました。
うなぎは稚魚の漁獲量が減少傾向にあり、近年は価格高騰が続いています。
●すみの坊本町店 葛城英司店長:
「値上がりはしてはいるんですけど、比較的どこの店舗よりも金額は抑えられてお客様に提供できているかなと思っています」
とは言え、うな丼は並みで、4950円。ランチとしては値が張りますが…。
●客(都内から):「おいしいです」
Q値段的にはいかがですか 「高いですね。ちょっと贅沢ですね」
●客(名古屋から):
「子どもがサッカーやっているので夏バテしないように乗り切れると思います」
値段は高くてもきょうだけは「特別」。来店客は〝夏の味覚〟を夢中でほおばっていました。
今年は8月5日も土用の丑の日で、店の繁忙期はまだまだ続きます。
●すみの坊本町店 葛城英司店長:
「土用丑の日のウナギを食べて暑い夏を乗り切ってほしいです」