静岡県内各地で高校の卒業式 インターハイ優勝の小針陽葉さんやソフトバンク育成2位指名の曽布川 ザイレン選手の姿も

旅立ちの3月。3日静岡県内各地で高校の卒業式が行われました。
3月に入り、県内各地で迎えた“卒業の春”。静岡市の科学技術高校でも今日、卒業式が行われました。
●卒業生代表:
「これから先どんな困難があってもこの学校で培った力を信じ一歩ずつ前へと進んで行きたい」
新型コロナが猛威を振るっていた最中に高校生となった卒業生たち。あれから3年。きょうはマスクを着けずに1人1人が笑顔です。
●卒業生:
「1年の頃はマスクをしてすごい緊張した趣だったが、マスクも外せてすごく充実した。3年間サッカーに励んだので仲間と共に協力して楽しかったです。」
●卒業生:
「女子が少ない工業高校なので、すごく入学式の時から緊張していたが、いざ入ってみたら毎日楽しくて、友達にも恵まれてすごい良い学校生活だった」
いっぽう、富士市立高校の卒業式で答辞を読んだのは2024年夏のインターハイ、陸上女子100メートルで優勝し、将来のオリンピック候補と期待されている小針陽葉さんです。
●富士市立高校 小針陽葉さん:
「私は自分にとっての頂を日本一早い女子高生になることと決め練習を重ねた。表彰台に立ち真ん中にあがる、富士市立高校の部旗がはためいたのを見上げた時目標を達成したのだという実感と父と母、そして顧問の先生への感謝が込み上げてきた。富士市立高校で学んで全てのことを糧に自信をもって歩んでいくつもりです」
浜松商業高校の卒業式には、ドラフトでソフトバンクから育成2位で指名された曽布川 ザイレン選手の姿が。
●浜松商業 曽布川 ザイレン選手:
「まず今年は身体をつくっていき、来年からしっかりプロの球に対応できるようにして、3年後には支配下登録されるように頑張っていこうと思っている。打って守って走れる選手になりたい」
それぞれの夢や目標を胸に、未来への1歩を3日から歩み始めます。