私立大学内に市の子育て支援センターがオープン 保育士を目指す学生が日常的に親子に接する場に 静岡市・静岡英和学院大学

静岡市の私立大学に子育て支援センターがオープンしました。大学への設置は静岡県内で初めてです。
根方ゆき乃記者:
「子育て支援センターが設置されたのは大学内保育実習室として使われていた場所。中では多くの親子が保育士や学生と楽しく遊んでいます」
静岡英和学院大学の一室に17日オープンした静岡市の子育て支援センター。
大学の中に設置されるのは静岡県内で初めてで、保育士に加えて、保育士を目指す学生が親子に関わります。
施設を巡って静岡市は1月英和学院大学と、子育て支援に関する連携協定を締結。
大学が場所を無償で提供する一方、学生が日常的に親子に接することで保育に関する学習環境の向上などを期待しています。
利用した親は
17日は学生が絵本の読み聞かせに挑戦する機会も…。
学生が絵本:
「やさいさん。はたけにやってきました。さあどんなおやさいがいるかな~?」
このセンターは平日の午前9時半から12時と午後1時から3時半までで、0歳から5歳までの親子が無料で利用できます。
親子(6カ月):
「他の支援センターだと私とこの子でおもちゃで遊ぶということが多いが、学生に一緒に遊んでもらえるというのはいい刺激になるなと思う」
親子(1歳9カ月):
「近くに住んでいるが、こんなにいいところ景色もいいところなのでまた来たい。家にはいられないの、暴れちゃって。こういうところがあると、本当に2人とも助かる」
静岡英和学院大学 永山ルツ子学長:
「保育士を養成する過程の中で、実際に子どもと話したり遊んだりすることで、授業以外の活躍できる場があるということは、一番のメリットだと思う。子育て支援の母親父親のサポーターであり続けていきたい」
