300年以上続く春の風物詩「ススキの野焼き」 静岡・富士宮市

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 静岡県富士宮市の朝霧高原で、春の風物詩・ススキの野焼き作業が行われました。

 山梨県との県境に位置するおよそ52ヘクタールの敷地に、地元住民や消防関係者ら135人が集まり、枯れて乾燥したススキに火を入れていきました。

 火はパチパチと音を立てて大きな炎となって燃え上がり、迫力のある光景を作り出していました。

●富士宮市花と緑と水の課 和田崇裕さん:
「未来へこの美しい自然を守り続けていくために地元の方々の協力をいただいてこの事業が成功している」

 草原の保全や植物の復元を目的とするこの野焼き作業は300年以上続いているということです。