新茶シーズンを前に「近藤早生」という早生品種の初摘み会 有志30人が参加して新茶を楽しむ 静岡市駿河区丸子

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本格的な新茶のシーズンを前に、早生品種の初摘みが始まりました。

 静岡市駿河区丸子の松川茶園で始まった新茶の初摘み。

 この茶園では近藤早生という品種を育てていて、9日は地元の人たち有志およそ30人が茶摘みをしました。
参加者:
「毎年来ています。やっぱり楽しい。この緑がなんとも言えない気持ち良さで、元気をもらう」

 静岡県内では丸子地区を中心に育てられている近藤早生。

 今年は3月下旬から天候に恵まれ、順調に育ちました。

松川茶園松川洋平さん:「熱いお湯でいれてももおいしいけど一煎目はうまみが特に出る。 二煎、三煎と煎を重ねるごとに花のような甘い香りがよく出てきます」

冷茶は?

 では、冷たいお茶はどうでしょうか?

 特別にいただきました。

大野裕輝記者:
「こちらが近藤早生の冷茶です。見た目は透き通った黄金色をしていますが、香りはお茶の香りはもちろん甘い香りもします。それではいただきます。お茶の甘味が口いっぱいに広がるんですけど、フルーティーな 味わいも感じられます」

 9日は海外向けに静岡のお茶を販売しているという人も茶摘みに参加していました。

参加者:
「海外(の水)でいれても 香りを引き出せる。(海外の人は)独特な香りのお茶を紹介すると、すごく喜んでくれる」

 収穫された新茶は11日から静岡伊勢丹で販売されるということです。

大野裕輝記者
大野裕輝記者