空前のブーム…商店街は「家康一色」 それぞれの店にちなんだ商品が 静岡市
伊地健治アナウンサー:「静岡浅間神社につづく浅間通り商店街です。ここを歩いていますと、こちら、家康公が愛したまち静岡、ですとか、あちら、てくてく家康たびなど、多くののぼりが掲げられていて、まさに徳川家康一色となっています」
静岡浅間通り商店街が、今年1月からスタートさせた「てくてく家康たび」。それぞれの店が「家康」をテーマにした商品をPRするためのパンフレットを配っています。
お手植えミカン使ったジェラート
そのうちの1軒、青果店が運営するジェラートの店におじゃましました。
おりじなる・すまいる 安本美帆店長
Q:こちらの店では、どんなことをやっているんですか?
A.「私どもの店では、駿府城公園内に植えられている、家康公のお手植えミカンを使ったジェラートを販売しています」
Q:そのミカンそのものを使ったジェラート?
A.「はい」
「お手植えミカン」は、家康が自ら駿府城に移植したと伝わるミカンで、毎年、公募で選ばれた企業が、このミカンを使った商品を開発しています。
「家康アイスセット」。お手植えミカンと、煎茶のジェラート、久能山のイチゴがセットになっています。
伊地アナ:「まずは家康公お手植えミカンのジェラートです。すごい皮も入っている、うん、さっぱりしておいしい、皮の食感もとてもいいです、さわやかで、でも少しミルクの風味もあるので食べやすいジェラートですね。家康公を身近に感じたい人には、このジェラート、ぴったりです」
パンフレットは「増刷」
ジェラート店を含む24軒の「家康関連商品」が一目でわかるパンフレット。想定以上の人気を集めていると言います。
静岡浅間通り商店街振興組合理事 田向義和さん:「家康様、さまさまということで、すごくありがたく感じております。当初、(パンフレットは)今年のお正月から1年かけてご覧いただこうと思いまして2万部くらい印刷したのですけど、思いのほかはけるのが早くて。この時期で(在庫が)なくなるということで、もう1万部増刷したところです」
各地で盛り上がりをみせる「家康ブーム」、まだまだ続きそうです。