東京で人気の〝スライスピザ〟 おにぎり専門店 スフレパンケーキ＆フライドポテトの専門店…県内続々開店 静岡市・島田市
堀優奈アナウンサー：「春本番、お出かけシーズンを迎えました。県内には新しい飲食店も続々とオープンしています」
PIZZA SLICE 静岡・葵区
静岡市葵区の複合施設Ｍ20の１階に、３月オープンした「PIZZA SLICE」。東京で大人気のスライスピザ専門店です。本場ニューヨークスタイルのピザが静岡で食べられると、SNSなどで話題になっています。
PIZZA SLICE マネージャー 深田直也さん：「静岡は初めて東京に全てがあるみたいなものでもなくなってきている時代で、住む場所だったりとか、環境だったりとか、選びながら働けるみたいな場所を東京以外に作れたらいいなと」
東京以外では初めての出店となる静岡店。店内はガラス張りで開放的な雰囲気。ショーケースに並んだピザをカウンターで選んで注文するスタイルで、１枚が大きくボリューム満点です。
PIZZA SLICE マネージャー 深田直也さん：「ニューヨークピザなので直径50センチのピザになっていて、それをカット売りしていくが、ホールの1枚で頼んでみんなでシェアして食べることができる。特に生地とソースにかなりこだわりを持っていて、最初の1口目だったりとか、すごい大事にしているので、そこにはかなりこだわっている」
ピザの種類は、スパイシーなペパロニがトッピングされた「ペパロニスライス」やマッシュルームがトッピングされた「マッシュルームスライス」など、全部で7種類。
ランチセットは、ピザ2枚とドリンクがセットになったものから、ピザとフライドポテト、ドリンクがセットになったものなど、女性にも人気があるといいます。
（チーズスライス＋マッシュルームスライス＋ドリンク 1210円）
（ペパロニスライス＋フライドポテト＋ドリンク 1155円）
堀優奈アナウンサー：「近くで大きさより伝わりますね～。どれにしようかな？ペパロニとポテトのセットで」
ショーケースのピザは、再度オーブンで温められて提供されます。
堀優奈アナウンサー：「ペパロニピザいただきます。大きい！ずっしりとした重さ感じます。サクサクです。ペパロニの塩味とまろやかなトマトソースよくマッチしている。トッピングがシンプルなので、生地本来の甘みも感じられる」
ＪＲ静岡駅の目の前という好立地に加え、Ｍ２０には続々と新店舗もオープン。今後の展開にも期待してほしいといいます。
PIZZA SLICE マネージャー 深田直也さん：「イベントだったりとか（施設）全体的でやっていて、もっとこのビル施設を盛り上げていけたらいいなとは思っている」
おにぎり専門店「具利（ぐり）」 静岡・駿河区
堀優奈アナウンサー：「おにぎり専門店にやってきました。たくさんの種類のおにぎり並んでますよ～」
静岡市駿河区に３月オープンした「おにぎり 具利（ぐり）」。ドッグカフェに併設された「おにぎりの専門店」です。 ２０種類以上あるレシピの中から、常に１０種類ほどを入れ替えながら販売。静岡県を中心に、全国各地の生産者が作った具材の魅力を“おにぎり”という形で発信しています。価格帯は250円から330円。毎日７０個ほどを販売していますが、お昼過ぎには完売するといいます。
おにぎり 具利 マネージャー 田近 義貴さん：「今『うずら鳥味噌』のおにぎりを作ってます。浜名湖ファームという「うずら」農家さんのタマゴなんですけど、薬を使わないで、発酵食で育てているので、苦味とか臭みがなくてすごい黄身の味が濃いタマゴ」
ただ、おにぎりの原材料は今、価格が高騰しているお米。経営は大丈夫なのでしょうか？
おにぎり 具利 マネージャー 田近 義貴さん:「静岡県産のコシヒカリを使っているが、焼津で100年以上やられている「又平商店」というお米屋さんがあるんですけど、そこの店主さんがお米マイスターをとっていて、その時期に一番おにぎりにお米を選んでもらって、それでおにぎりを作っている。今どうしてもお米も足りないような時期ですので、やはりプロに今これがおいしくて量があるよというものを選んでもらって、しっかりと安定供給できるようにやらせてもらっている」
そして、仕込みを終えると…。
田近さん 「よろしかったら、出来立てをどうぞ」
堀アナ「いいんですか？ ありがとうございます。温かいです。いただきまーす。おいしい！お米の甘さが際立っていますね。このタマゴのまろやかさとお米の甘みが最高に合っています」
その他にも、清水区蒲原にある「西尾商店」のイワシ削り節をまぶしたおにぎりや焼津「寺岡銈吉商店」のまぐろの土佐煮を乗せたおにぎりなど、バラエティに富んだおにぎりのラインナップとなっています。
併設のカフェでは、４月から１日１０食限定のランチプレートも提供開始。その名も「特選おにぎりプレート（１５８０円）」です。
おにぎり２個に、小鉢が５品、さらに豚汁とお茶がついた超豪華なおにぎりプレートです。おにぎりは週替わりなので、毎週違ったおにぎりに出会える楽しみもあります。
おにぎり 具利 マネージャー 田近 義貴さん：「今一つ、もうじき商品化できるのが、鶏の振袖という部位を使い柚子胡椒とあえた、“柚子胡椒、振袖、炭火焼”みたいなものを作っているが、こんな形で我々がやるからには、ほかのおにぎり屋さんとかでは買えないようなこだわりの具材とか、希少部位を使ったおにぎりというのを増やしていこうと思っている」
茶亭緑亭 島田市
ＪＲ島田駅から歩いて3分。ビルの2階にあるのが、１月にオープンしたスフレパンケーキとフライドポテトの専門店「茶亭緑亭」。べーキングパウダーを使わず、卵と小麦粉、砂糖のみを使用した甘さ控えめの「ふわふわスフレパンケーキ」が大人気。ＳＮＳを見て、連日多くのスイーツ好きが訪れています。
客（焼津市から 親子30代＆8歳）：「すごいふわふわで甘すぎないので、ペロッといけて、コーヒーとも合っておいしい」
Ｑ．パンケーキの味は？
Ａ「おいしかった」
パンケーキは、いろいろな種類のベリーを使用した「ベリーベリーパンケーキ（1200円）」や、５月までの期間限定商品、掛川産の抹茶、黒蜜、北海道の小豆を使った「抹茶黒蜜パンケーキ」など、全部で6種類。
堀優奈アナウンサー：「いただきます。ふわふわ、おいしい。シュワッととろけます。甘酸っぱいベリーソースがいいアクセントになっていて、上品な甘さのクリームとよく合います」
パンケーキだけでなく、フライドポテトも人気だというこちらの店。特製のスパイスで味付けしたポテトは、カリッとした食感で、スモークケチャップやジャーマンカリーソースなど、ディップソースが5種類の中から１つ選べるので、自分好みに味変もできます。
茶亭緑亭 村松康子店長：「パンケーキを焼く時間は10分弱くらいかかりますので、その間待っている時間をどうしようかという話になりまして、それは甘いのとしょっぱいので、じゃあポテトはどうなのかという話になった。スパイスもすごく評判がいい」
オープンから4カ月。お店をきっかけに地域が盛り上がってほしいといいます。
茶亭緑亭 村松康子店長：「最近、駅前通りが本当に寂しくて、人通りも少なくなっている。私たちの力、小さな力では何もできませんけども、お客さんが来てくれることで、島田のこの街が本当に元気になる、活性化することを願っている」
続々と旗揚げしている県内のニューオープン店。新たなお店が、静岡の活力になっていくかもしれません。
