浜松まつり最終日 初参加で初たこを揚げた夫婦は子どもの笑顔と健康を願う

ゴールデンウィーク静岡県内最大級のイベント「浜松まつり」は5日が最終日。子どもの健やかな成長を願う「初だこ」が大空に舞い上がりました。
450年以上の歴史を持つとされる浜松まつり。
今年は市内の170を超える「町」が参加する中、特別な思いで参加する人たちがいます。
和田佳代子記者
「神明町のシンボル『鳥居』が描かれた伝統のたこが100年ぶりに大空を舞っています」
今年、100年ぶりに祭りに参加する神明町。
浜松市の中心部にある14世帯、18人の小さな町です。
「活発で勢いのある町にしたい」と再び参加を決意しました。
「いいよ!いいよ!(糸)送って送って!どんどん送って」
100年の時を経て、再び空高く舞い上がった神明町の大だこ。
メンバーも興奮を隠せません。
「ネガティブな歴史がポジティブに変わっていった、その瞬間に立ち会えた。もう感無量。目頭が熱くなってきた」
夜になると祭りの舞台は、浜松市中心部へ。
各町自慢の御殿屋台が、鍛冶町通りなどを練り歩きました。
御殿屋台で太鼓叩く子供たち
この幻想的な御殿屋台を楽しみに、沿道は観客で埋め尽くされています。
浜松市 小学1年生
「楽しかった~」
浜松市 中学1年生
「衣装が素敵だったし、御殿屋台も明るくてすごくきれい」
浜松まつり組織委員会によると、4日までの2日間で、およそ115万 7000人の人出があったということです。

斎藤諒アナウンサー
「ゴールデンウィーク真っ只中、きょうは浜松まつりの最終日です。
会場はですね、高らかなラッパの音が鳴り響いています。そして大空には、幾つものたこが勇ましく舞い上がっています。」
浜松まつり最終日となった5日は、こどもの日。
子どもの手形を付けたたこが大空へ。
健やかな成長を願います。
子ども
「おいしょ~おいしょ~」
子ども
「楽しい!難しい」
3歳と1歳の子供がいる藤田さん一家は浜松まつりに初参加。
斎藤アナウンサ―も初子祝うたこあげに参加させてもらいました
斎藤諒アナウンサー
「おいしょ~!おいしょ~!バンザーイ!バンザーイ!」
Q:空に舞う初たこを見てどういう気持ち?
藤田さん:
「子どもたちも上がるたこのように、健康に笑顔が絶えないような子に育ってもらえると嬉しい」
