静岡市の80代女性がマダニ媒介の「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」に感染 入院中も現在の容体は安定
静岡市の80代の女性がマダニに咬まれたことで感染症を発症し、現在入院治療を受けています。市内では今年2例目です。
静岡市によりますと、葵区に住む80代の女性は16日に発熱や全身にだるさなどの症状を発症し、市内の医療機関を受診。その後も症状は治まらず、意識障害もあったため19日に別の医療機関に入院。25日に「重症熱性血小板減少症候群」と診断されました。現在の容体は安定しているということです。
感染経路はわかっていませんが、この感染症はウイルスを持つマダニに咬まれることで発症するということです。
秋まではマダニが活発に活動するため、静岡市は野山や草むらなどに入る際は、肌の露出を避けた服装の着用を呼びかけています。
