真上に上がる1万2000発の花火 「あまりにも近い花火でびっくりした」 日本平祭りに2万8000人 静岡市

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 夜空に咲いた、色とりどりの「光の花」。23日、静岡市では40回目の節目となる「日本平祭り」が開催されました。

 日本平の夜空に輝く、およそ1万2000発の花火。年に一度のまつりを楽しもうと日本平ホテルの野外庭園には多くの人の姿が。

片寄翔太アナウンサー:「花火が打ちあがる3時間前です。こちらには平日にもかかわらず、多くのお客さんで賑わっています」

 午後4時の開場と同時に続々と人が集まります。

愛知県:「名古屋から昼12時に出て、3時間かけて来た。静岡の友達が、近くで絶景の花火が見られると言うので、一度行ってみたくて」

愛知県(子ども):「花火がたくさん上がるからうれしい」

スリランカ出身で静岡市在住:「静岡で一番好きな花火大会。きょうは仕事だったけど、半休にして早めに上がって、楽しく花火を見たい」

静岡市民10代:「真上に上がる花火が見たくて来た。安倍川花火大会に行きたかったけど、中止になったので、めっちゃ楽しみ」

片寄翔太アナウンサー
片寄翔太アナウンサー

 静岡県の花火大会をめぐっては、先週開催予定だった「安倍川花火大会」が大雨による川の増水で中止に。そのため、静岡市内では、日本平まつりが今シーズン初の大きな花火大会となったことから、来場者の思いもひとしおです。

焼津市民10代:「安倍川花火大会が中止になってテンションが下がっていたけど、友達みんなで日本平祭りに行けることになってすごく楽しみ。めっちゃ楽しみ!」

タイから帰省:「きょうはタイのバンコクから。先週土曜日に花火を見られずに残念と話していたので、きょう日本平まつりがあると知って、じゃあ行きたいと」

タイから帰省(子ども):「花火を待って楽しい感じ」

真上に上がる1万2000発の花火 「あまりにも近い花火でびっくりした」 日本平祭りに2万8000人 静岡市

片寄アナ:「午後7時になりました。日もだいぶ暮れてきましたね。そして30分後には花火が打ちあがるということですが、会場は人で埋め尽くされています。もう熱気がすごいです」

 そして午後7時半。

 今年のテーマは「歴史と伝説」。数々の戦国武将に愛された日本平の地にまつわる、壮大な歴史と伝説を花火で蘇らせます。

イケブン 高橋美帆子さん:「40回目の節目の記念大会ということなので、過去があって今があって未来があるということを、改めてみなさんとその積み重ねてきた時間を共有していただきたい」

 観客の真上に打ちあがり、手を伸ばせば届きそうな、夜空を覆いつくすように咲いては散る、大輪の花。今年は2万8000人が会場に集まりました。

静岡市民30代親子:「子どもが生まれてから始めて来たので、少しドキドキしたが、見られてよかった」

静岡市民10代:「来年受験で、もう来年から行けなくなるけど。今年最後だと思うが見られてよかった」

東京都:「あまりにも近い花火でビックリした。最高でした」