中秋の名月の前日に県の無形民俗文化財の伝統行事「小稲の虎舞」を披露 静岡・南伊豆町

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6日は旧暦の8月15日にあたる「中秋の名月」です。この前日の夜に毎年、実施される伝統行事「小稲の虎舞(こいなのとらまい)」が静岡県南伊豆町で披露されました。

 「小稲の虎舞」は毎年旧暦8月14日、小稲来宮神社の祭典として行われています。

 江戸時代の劇作家近松門左衛門の浄瑠璃「国姓爺合戦(こくせんやかっせん)」の一部を演じるもので、全国的にも珍しく1998年に静岡県の無形民俗文化財に指定されました。

 特設舞台では若者2人が操る大虎が大暴れしつつ、コミカルな動きを見せます。

 この大虎に主人公の若者「和藤内(わとうない)」が出くわし、格闘の末、生け捕りにして連れ帰るストーリーです。

 「和藤内」が大虎をねじ伏せ口上を述べると、会場から惜しみない拍手が送られていました。

 和藤内役
「地元の歴史を引き継げて光栄です」

Q楽しかったですか

大虎役
「最高です。このために生きてます」