国土交通省が新たに静岡県内の郵便局3カ所の軽自動車を使用停止に 日本郵便で配達員のアルコール検査などの点呼が不適切だった問題

 日本郵便で、配達員のアルコール検査などの点呼が不適切だった問題で、国土交通省は新たに静岡県内の郵便局3カ所の軽自動車に使用停止処分を出しました。

 国交省は、日本郵便で配達員の飲酒の有無を検査する「点呼」を適切に行っていなかったことを受け、集配などを担う全国の郵便局の軽自動車に使用停止処分を出しています。

 県内ではこれまでに4カ所合わせて8台が処分の対象になっていて、湯ヶ島では、全国でも停止期間が最も長い160日間の処分となっています。

 国交省は新たに15日付けで井川、土肥、福田にそれぞれ軽自動車1台の使用停止処分を出しました。

 日本郵便は「確実な点呼の実施をはじめ、運行の安全およびお客さま・運転者の安全を確保する体制構築を徹底し、信頼回復に全力で取り組んでまいります」とコメントしています。