マダニにかまれたか…80代男性が重症熱性血小板減少症候群にかかり入院 浜松市で今年2例目
浜松市は24日、80代の男性がマダニが媒介する感染症にかかったと発表しました。
浜松市によりますと、重症熱性血小板減少症候群の感染が確認されたのは、浜松市浜名区に住む80代の男性です。男性は17日に倦怠感などの症状が現れ、翌日に発熱。症状が出てから3日後の20日に医療機関Aを受診。その後、医療機関Aの紹介で医療機関Bを受診し入院したということです。
行動履歴から屋外でマダニに咬まれて感染したと推察されていますが、マダニの刺し口が認められておらず、感染経路の特定には至っていないということです。浜松市内での重症熱性血小板減少症候群の感染者数は今年に入ってから2例目ということです。
市は野山や草むら、畑などに入る場合は、肌の露出を少なくするなどマダニにかまれないように注意を促しています。