浜松市で新たに重症熱性血小板減少症候群の感染が確認 マダニにかまれたか
浜松市は新たに市内在住者がマダニが媒介する感染症にかかったと発表しました。浜松市では3例目です。
浜松市によりますと、市内在住者で新たに重症熱性血小板減少症候群の感染が確認されたということです。浜松市在住者は29日、浜松市保健環境研究所のPCR検査で重症熱性血小板減少症候群のウイルス遺伝子が検出。その後、浜松市内の医療機関で重症熱性血小板減少症候群と診断され、30日「患者の発生届」が提出されました。
行動履歴から屋外でマダニに咬まれて感染したと推察されていますが、マダニの刺し口が認められておらず、感染経路の特定には至っていないということです。
浜松市内での重症熱性血小板減少症候群の感染者数は2025年に入ってから3例目です。
市は野山や草むら、畑などに入る場合は長袖や長ズボンを着用するなど肌の露出を少なくするように、また野生動物の接触にも注意するよう呼びかけています。
