今年の漢字は「熊」　県民の漢字は「万」「米」「体」「楽」「変」「躍」…そのワケは　/静岡の2025年

　日本漢字検定協会が毎年発表している「今年の漢字」。
今年の世相を表す１文字は…。

アナウンス）今年の漢字、第１位は…『熊』でした

　２８万件を超える応募の中、１位に選ばれたのは「熊」。３１回目にして、初登場１位となりました。

清水寺　森清範貫主：「この地球の環境が変わってきたと。我々の身の回りにそれ（熊）が迫ってきていると。自然と人間との関わりを考えていかなければいけないという“提案”であろうと思う」

　今年の漢字は「熊」でしたが、県民のみなさんの今年の漢字を聞いてみました。

男性５０代・静岡市「万」：「万博の「万」。ぼくら万博に行ってるもんで。大屋根リングが一番印象に残ったかな」

女性７０代・静岡市「米」：「やっぱりお米が高いなと思って。切実に、切実でした。農家さんのこと考えると言えないんですけどね」

　磐田市から遊びに来たこちらの家族は…

女性３０代・磐田市「体」：「体調が悪かった時期があったりいろいろあったんですけど、体を大事にした１年だったなと思って」

男性３０代・磐田市＞「楽」：「こんな漢字にしました。たくさん家族で旅行に行ったりとか、息子も保育園で年長になって毎日楽しそうだったので」

　この夏、鹿児島から転勤してきたご家族は…。

男性３０代・静岡市「変」：「仕事の関係で静岡に今年の夏に来たので、それで環境とかも変わったということと、
こどもの日々の成長で毎日変化してるので「変」にしました。特産物だったり、お茶だったり、鹿児島も一緒だったので思ったほどギャップがなくて、天気もすごい良くて暮らしやすかったです」

　こちらのふたりはファッションが共通の趣味のお仲間です。

男性２０代・静岡市「美」：「美しい。自分は男ですけど、どうしてもかわいい恰好とか、きれいな恰好がしたいので、自分らしさを追及したくよりもっと美しい姿になりたいなと思ったのでこの字です」

女性２０代・袋井市「考」：「考えるという字です。新人さんだったりとかを教育する立場になったりとか、あとはプライベートの方の趣味で考えることが考察みたいなものが好きで」

女性２０代・富士市「躍」：「躍です。自分の仕事を変えて、音楽の事を、イベントやったりとかをたくさんして、いろんな人と関わって、個人的に躍動したかなとという感じで「躍」です」

　様々な思いが込められた１文字。あなたにとっての今年の漢字は何だったでしょうか？