気合や根性では治らない疲労感や気力の低下 もしかしたら男の更年期障害かも そんな時は病院へ

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 気力の低下などで私生活や仕事にも影響を及ぼす更年期障害。男性にもその恐れがあるということです。

50代男性:「今初めて聞きました。女性しかならないと思っていたので」

50代男性:「女性のイメージです。全然知らなかったです」

20代男性
Q.「聞いたことありますか?」
A.「いやないです」

 多くの男性が「知らない」「女性のイメージ」と答えたのは男性の更年期障害。男女共に主に40代から50代で加齢やストレスなどからホルモンが減少し発症。男性には激しい疲労感や気力の低下、性欲低下などの症状が出ます。

 厚生労働省が行ったアンケート結果では、更年期障害の可能性を考えている女性は40代で28%、50代では38%でしたが、男性は40代が8%、50代ではわずか14%と低い結果に。

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 認知度不足が課題となる中、経済産業省はパフォーマンスの低下などで、男性の更年期障害による年間の経済損失は1兆2000億円と試算。政府は対応を急いでいて、重要な政策をまとめた去年の骨太の方針に男性の更年期障害の対策を盛り込みました。

ふじかわ腎泌尿器科クリニック 藤川祥平院長:「非常に大きい課題だなと思っております。知らないがために一人で苦しんでいる、孤独に苦しむ患者さんが実際のところかなりたくさんいるはずなんですね」

 こう話すのは静岡市内で男性の更年期障害の治療を行っている藤川祥平医師です。女性は閉経に伴い、ホルモンバランスが急激に崩れるため、症状に気付きやすいものの、男性は加齢や単なる疲労によるものだと思ってしまい、病院を受診しない人が多いといいます。

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 男性の更年期障害はテストステロンと呼ばれる男性ホルモンの低下で引き起こされ、こちらのクリニックでは血液検査の結果を元に男性ホルモンの筋肉注射や漢方での治療をしています。

ふじかわ腎泌尿器科クリニック 藤川祥平院長:「1度起こってしまうと、放置していても自然には治りにくいというそういう特徴がありますね」

治療中の男性:「朝起きたらもう何もやる気が出ない動けない。活力が全くないっていう状態が続きました。身体どうなっちゃったんだろうみたいな、そんな感じですかね」

 こちらの男性は去年9月ごろに発症。妻から「更年期障害なのではないか」と言われたことをきっかけに泌尿器科を受診しました。発症後は夜勤を控えるなど、勤務形態を調整しているといいます。

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治療中の男性:「会社に行っても動けないみたいなところが続いたりとかしましたし、休みの日もどこか出かける気力がない。本当にご飯食べるのを食べたくないみたいな、とにかく横になっているしかできないみたいな感じでしたね」

 受診後は2週間に1度、男性ホルモンの筋肉注射を行っています。

治療中の男性:「正直本当に何か体が5歳10歳若返ったぐらいの感覚がありました。通常の仕事が一応やれるようになってます。正直もっと早くやれば良かったかなっていう」

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 病院で検査をして、男性の更年期障害と診断されれば保険適用で治療できます。

ふじかわ腎泌尿器科クリニック 藤川祥平院長:「更年期障害は気合や根性では治りません。ホルモンが減っているという立派な体の病気なんですね。医療機関で適切な治療を受ければ、かつての元気な自分を取り戻すということができるはずだと思います」

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