20年ぶりの新作! 令和の若者が夢中になる“あのカメラ” スマホ全盛時代に逆行…若者があえて選ぶアナログの魅力
笹村朱里アナウンサー:「ハイチーズ!」
今年、発売40周年を迎えたレンズ付きフィルム「写ルンです」に20年ぶりの新商品が登場。防水性能を備えたものと白黒写真が撮れるもの、2種類が8月から順次発売されます。
静岡市民50代「一枚一枚の大切さ」
牧之原市民10代「プロが撮らなくても良い感じに撮れる」
静岡市民20代「映り方がレトロな感じでエモい」
今も、若者や海外を中心に人気を集めている「写ルンです」。1986年の誕生から累計17億本以上を販売し、昨年度の売り上げは前の年に比べて1.5倍となりました。その人気は静岡でも…
ハンズ静岡店 繁田哲也さん:「前年に比べて、(売り上げが)2割増し。購入する人は高校生や若い女性が多い。誰にでも簡単に使えるというコンセプト」
使い方はとっても簡単。ダイヤルを巻き、シャッターを押すだけ。この手軽さが人気の理由になっているようです。
笹村朱里アナウンサー:「レンズ越しで見る景色ワクワクしますよね~。私も学生時代、卒業旅行で使いました。みなさんはこの『写ルンです』、どんな思い出があるのでしょうか?調査します」
牧之原市民10代:「高校の宿泊研修の時にカメラを持って行った。その時に初めて『写ルンです』を使って、うまく撮れているんだろうなと勝手に思っていたので、見たらこんな風に撮れているんだと」
静岡市民 20代女性2人組
女性A「映り方がレトロな感じでエモい。可愛く写りました(笑)」
女性B「高校の修学旅行とか、誕生日プレゼントでもらって持って行った」
こちらの2人組。1年半前、一緒に旅行に行った時も「写ルンです」を持って行ったそう。
静岡市民 20代女性2人組
笹村アナ「すごい!これどうやって撮っている?」
女性B「『写ルンです』だと写真しか撮れないし、枚数も決まっているから自分がのぞいている光景を動画で撮ってみようかなと」
枚数が限られているからこそ思いついた撮影方法ですが…
静岡市民 20代女性2人組
Q.現像した?
女性A「え、現像してない。思い出としてそのカメラのままとっておいてある(笑)」
学生時代を懐かしむ人も。
藤枝市民 30代男性:「友達と撮って自分たちしか写っていなくて、修学旅行っぽい写真もあまりなかった。ちゃんと撮れているかわからないのが、良いのかな」
静岡市民 40代女性 50代男性
男性「枚数が限られているので、計算して計画的に使っていた」
笹村アナ「こちらが『写ルンです』。どう?」
2人「懐かしい~」
女性「これ撮ってからガシャガシャって回すんだよね」
男性「やっぱり思い出す。こんなにおもちゃっぽかったんですね」
浜松市民 50代女性4人
女性A「どんどん撮っていた。好きな人を追いかけてカシャッカシャッって」
笹村アナ「好きな人を?!」
女性A「好きな人。多分、成人式の時とかも『写ルンです』で撮っていたと思う。現像に出して待っている1時間が楽しみで」
こんな甘酸っぱい思い出も…
浜松市民 50代
女性B「当時付き合っていた彼氏と撮った」
笹村アナ「その当時の彼の話を聞くのもあれなんですけど…」
女性C「ケンジ?ケンジじゃないの?」
女性B「そうそうケンジ。すみません。うちの旦那(笑)」
結婚する前の貴重なデート写真。今も自宅に飾っているそうです。インタビューを終えた仲良し4人組。
記念に自撮りでパシャリ。しかし、明るさが足りず写真は真っ暗に…。これも『写ルンです』の“味”なのかもしれません。
こうした写真の現像を今も行っているのが、創業80年の「杉山写真材料店」。
杉山写真材料店 肥田俊介さん:「(昔は現像できる店が)各バス停ぐらいの勢いであったが、専門店もほとんどなくなってしまって、静岡市内だとだいぶ限られている。あえてみんなで1つのカメラで撮って回して不便さが楽しいと、そういう楽しむアイテムとして使ってもらっている」
撮影した写真はプリントだけでなく、データ化してスマホで読み込むこともでき、より手軽にフィルムの良さを感じられるように進化しています。
一方で、こんな声も。
静岡市民50代「失敗しても、現像代がかかる」
牧之原市民30代「(撮影したものが)すごく遠かったというのもあるが…」
牧之原市民30代「すごくモヤがかかっていた」
皆さんが経験した失敗を少しでも減らすべく、今回は肥田さんに上手に撮るコツを教えてもらいました。
笹村アナ「『写ルンです』を持っているといつもと景色の見え方が違う」
肥田さん「写真を撮ることで普段見ていない風景を、より見るようになるのが写真の醍醐味」
笹村アナ「ワクワクする」
この日、最初の1枚は、おなじみのあの建物を撮影することに。
杉山写真材料店 肥田俊介さん:「1m以内はピントが合わない。人を撮る時にも1mは離れて、そこから先はピントが合う」
さらに、なるべく“手ブレ”が無いように、もう片方の手をしっかり添えてシャッターを優しく切るのもポイントです。
笹村アナ「いきます!……あっ巻いてなかった巻いてなかったごめんなさい(笑)」
写ルンです“あるある”も飛び出す中、こんな写真になりました。
笹村アナ「人物も撮れる」
肥田さん「人物を撮るなら、1~2mくらい離れたところに対象物を置く。今ちょうどカメラマンがいるこのくらいの距離で撮る」
笹村アナ、次は取材スタッフを写真に収めようとアドバイス通りに立ち位置を指示します。
笹村アナ「ボケてるかな~…え~わかんない。でもなんか良い感じな気がする」
ピントはばっちりですが、3人のスタッフは写真の端に。ファインダーをのぞいて見えた範囲と、撮れている範囲が少しズレてしまうこともあるそうです。
せっかくなので、笹村アナも撮影してもらうことに。
肥田さん「日向の方が撮りやすい。日向で順光が一番撮りやすい」
(シャッター音)
笹村アナ「え~…どうなっているかな~」
肥田さん「心配(笑)」
さすが肥田さん。手前に緑を取り入れたのがポイントだそう。夏らしい素敵な1枚になりました。
笹村アナ「普段のスマホならその場でたくさん撮って『あ、目つぶっている』とか確認できる。できないのが逆にワクワクする」
肥田さん「すごく良い構図で撮れたのに、目だけつぶっているとかあるので、楽しみですね」
笹村アナ「楽しみですね~」