台風10号 大雨の影響で静岡県内の交通機関 異例の大混乱
交通機関も異例の長期の対応を強いられています。高速道路の一部区間の通行止めで一般道が大混雑。新幹線は31日も一部区間の計画運休を発表しています。
29日夜、全線で運転を取りやめた東海道新幹線は30日も東京-名古屋間で始発から運転見合わせに。
東京-三島間は、29日時点で本数を減らして運転する予定でしたが、30日午前9時半過ぎ、急きょ終日運転取りやめを決定。三島駅構内では朝から多くの人が立ち往生していました。
●大阪府民:
「きのう東京から新大阪まで帰る予定だったが、途中で(新幹線が)雨で動かなくなってここで降りた。(夜)12時ぐらいにここに着いてそこから立ち往生状態」
Q新幹線の中で何時間か閉じ込められた?
「8時間ぐらい。もう早く帰りたい」
東京方面に向かう高速バス乗り場では、新幹線からバスに乗り換えたとみられる乗客が、次々と乗り込んでいました。
●石川県民:
「石川県まで帰ろうと。新幹線で東京まで行こうとしたが止まっているのでバスに変えた」
ただ、中にはチケットが取れず、新幹線にも高速バスにも乗れない人がいました。
●チケット売り場やりとり
客)新宿バスタ(行き)のバスは?
受付)きょうはすみません、全て満席なんです。
東海道新幹線はあすも、三島-名古屋間は上下線で終日、運転取りやめとなります。
東名と新東名も一部区間で通行止めとなっています。そのため、高速道路付近の道路は大渋滞となりました。
●阿隅健一ディレクター:
「藤枝市の国道一号谷稲葉インターです。インターの入り口からこの合流付近まで40分ほどかかりました。そして合流してからもご覧のように渋滞が続いています。」
影響は、31日以降も続く見込みです。